こんにちは。らっちです。
今日は原付免許という存在について話していこうと思います。
ぼくは、原付免許を取得し、その半年後に普通自動車免許を取得しました。
普通免許を取得することで、原付も運転できるようになるのですだが、なぜこんな選択をしたのか。
それは単純です。
通学のために原付が必要だったから。
そして、普通免許を取るほどの時間的余裕が当時の自分にはなかったからです。
しかし、原付免許を取ってから普通自動車の免許を取ってみて気づいたことがあります。それは、
原付免許なんか免許じゃない
ということです。なぜこんなことが言えるのか。それは、原付免許と普通免許、それぞれを取得するためにどれくらいかかるのか、という点からそういえます。
<原付免許>
学科試験⇒写真撮影⇒講習(約3時間)⇒交付 所要:1日
<普通免許>
教習所⇒講習(学科・技能)⇒学科試験⇒交付 所要:14日~
上を見ればわかるのですが、原付免許を取るのに必要な期間は、
わずか1日。
しかも、学科試験さえ受かれば、あとは適当な教習を受けて「公道でてこい!!」という免許なのです。
免許をお持ちの方ならわかると思いますが、学科試験は〇✕式の問題で、難易度もそれほど高くない。
つまり、それほど対策をしなくても受かってしまうのです。
こんな感じで免許を取った人間が、数ある道路標識や標示を覚えているのか??
否。
実際、ぼくも公道に出てから、「この標識ナンデスカ」となったことが何度もあったし、50ccバイク進入禁止の道路に入りかけたこともありました。原付は制限が厳しいゆえに、このようなミスをやってしまいがちなのです。
その一方、普通免許は「一発試験」もあるにはあるものの、これに合格するためには教習所内で試験官とともに道路を運転する必要があるため、現実的ではないといえます。その結果として、普通免許を取ろうとする人は教習所でミッチリ練習する必要があるのです。
実際、ぼくは合宿形式で免許を取りに行き、最短で卒業しましたが、それでも14日かかりました。それくらい時間がかかるのです。
これらのことからわかりますように、原付免許は
実際に走って覚えてね!!事故を起こしてもそれも一つの良い経験だよ☆
という免許なのです。
こんな免許が日本には残っているのです。これは怖い。
そんな免許を持って、実際に毎日原付に乗っていた僕からもう1度言わせてほしい。
原付免許で原付乗るな。
それでは。今日も良い一日をお過ごしください。
参考動画
P.S.1)原付でツーリングするのは楽しいよ~(あまりスピードが出せないので遠くには行けませんが)
P.S.2)原付に乗るのであれば、普通免許を取得しましょう。