中国人はなぜ動くのか ~元中国在住者が語る中国の祝日事情~

とりあえず書いてみた

どうもこんにちは。らっちです。

先日、このようなニュースが話題となりました。

中国、労働節5連休に延べ1.15億人が旅行 業界「明るい兆し」
中国では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出制限が緩和される中、労働節に伴う5月1─5日の連休の旅行者数が延べ1億1500万人となった。自動車旅行が多くを占めた。文化観光省のデータと旅行業者の情報で明らかになった。

「新型コロナウイルスの本元なのに、これはどうなのか」という意見が多数出てきています。ぼくも同じ気分なのですが、実験台として見守るにはとても良い存在だと楽観的な気分にもなっています。1か月後どうなっているか、日本からみんなで見守っていましょう。

それでは本題に入ります。

中国では、どのような休日があるのか。

まずは、日本と比べた中国の祝日の特徴について話します。

1.単発の祝日は元日のみ

基本的に、中国では祝日は数日間連続で取られており、日本のように平日の中に祝日が1日だけ放り込まれている、となっていることは元日のみとなっています。

2.「大型連休」が年に数回ある

先ほど申し上げた通り、単発での休日がなく、祝日が固まっているため、中国では「大型連休」が年に数回ある状況になります。これは日本人のぼくからするととてもうらやましかったです。日本の「ゴールデンウィーク」に相当するものが年に何回もあるため、とても旅行に行きやすい環境が整っており、非常に良い思いをしたものです。残念ながら、旅行できるほどのお金を持っている中国国民ばかりではないというのが辛いところですが…

3.年末年始はそんなに重要ではない

中国人は 春節(旧正月)>>>>>>>>新正月 ととらえているところがあるようで、日本ほど年末年始を大事にしていません。1月1日は元日なのでさすがに休みますが、1月2日からは仕事、といったこともザラです。


ここからは、具体的な祝日を日にち順に書いていこうと思います。

1.元日

みなさんご存じ、1月1日にあるやつです。しかし、先ほども書いた通り、それほど重要な日とはみなされていません。

2.春節(旧正月)

年によって日付がずれますが、毎年1月下旬から2月中旬の間に行われています。日本の「年末年始」により近いのがこちらです(日本の「紅白歌合戦」に近いものもこの時期に行われます)。この時期になると、「春節ラッシュ」などと呼ばれる大量帰省が行われ、飛行機はもちろん、鉄道のチケットを取るのも相当難しくなります。(ただし、外国人は専用のデスクがあるので現地人よりは楽にチケットが取れるのですが・・・。)ニュースでも「中国の帰省事情」などと称して取り上げられ、その壮絶さが毎年特集されています。

3.清明節

毎年4月にある休日で、日本では「お盆」に近い感覚があります。「お墓参りを行う日」とされていますが、春節に帰省していることもあってか、この時期に帰省する人は例年少なめです。

4.労働節

いわゆる「メーデー」ってやつです。「中国3大休日」の1つ(これ以外は「春節」「国慶節」)とされていますが、日本の「ゴールデンウィーク」に重なることもあり、日本ではあまり取り上げられていないですね・・・。この時期は、以前から大きな祝日であったこともあり、例年多くの移動があります。今年も「1.2億人移動」とニュースになっていますが、おそらくこれでも例年より少ないかと思われます。春節から4か月で労働節、労働節から4か月で国慶節、国慶節から4か月で春節、と間合いとして絶好なのが原因ですが、今年くらい我慢して頂きたかった…。

5.端午節

6月下旬の連休ですが、これもあまり有名ではないですね。最近祝日になったこともあり、春節や労働節に比べると移動も少ない印象です。子どもたちは6月に休日があるということで喜んでいますが・・・。

6.中秋節・国慶節

例年10月ごろにあります。中秋節は、2008年に制定された新しい休日で、毎年「月餅(げっぺい)」を食べる習慣がある、と書かれていることが多いですが比較的新しいこともあり、正直印象が薄いです。(月餅そのものは昔から食べる習慣がありますが)

国慶節は10月1日が中華人民共和国の建国日となっており、それを記念して制定された休日です。こちらは毎年長めの休日が制定されており、1週間の連休となることが多いため、こちらもかなりの移動が発生します。ぼくもこの時期になると毎年旅行に行ったものでした。日本は休日でないため、比較的快適に旅行できたのが印象的です。

いかがでしたでしょうか。日本でも近年では「インバウンド」と称した中国人の消費が話題になっていますが、これからどうなるのでしょうか。

元中国在住者としては、中国人が「中国人だから」という理由だけで拒絶されてしまうのが大変痛ましいです。人種差別は絶対にしてはいけない。みなさんも気をつけましょう。(結論がおかしい(笑))

それでは。今日も良い一日を。

error:
タイトルとURLをコピーしました