世の中には、「先天的な武器」を使って稼ぐ人間がありとあらゆる場所にいる。モデルや女優なんかはその良い例だと思う。彼らは、持って生まれたその顔と身体を使い、お金を得、日々生活している。もちろん、美容整形などといった外的要因もあるのは事実だが、彼らはその恵まれた容姿を使ってお金を稼いでいる、これは紛れもない事実だ。
そして、いきなり残念なことを申し上げるが、この差は埋めることができない。
誰だって広瀬すずや菅田将暉になれるわけではないし、たとえ美容整形でそうなれたとしても、その顔は数年で崩れていってしまう。悲しいことだが、世の中は不公平・理不尽なものなのだ。
ただ、だからといって才能のない人間はそれに絶望するのしかないのかというと、それは誤りであると言わざるを得ない。才能は努力で埋められる、それがぼくの持論だ。今回は、才能のない人間が才能のある人間にどう打ち勝っていくか、その方法論を自分なりに書いていこうと思う。
そもそも才能ってなんだ?
そもそも才能とはなんなのだろうか。「大辞泉」で調べたところ、このような定義が出てきた。
「何かに挑戦し確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。」
つまり才能とは、「利益に関係なく、ある物事に積極的かつ継続的に取り組み力」なのだ。継続的に取り組んでいる時点で、それは才能なんだ。受験勉強だってなんだって、成功するかもわからないものに、ちゃんと毎日取り組んでいる。それだけできみは「才能を持った人間」なんだ。
生まれつきの能力は、もちろんある。イケメンや美人に生まれてきた人は、それだけで相当なメリットを持っているのは紛れもない事実だ。でも、きみが持つ能力、周りの人の持つ能力の全てが生まれつきのものだろうか。菊池雄星は生まれつき160km剛速球を投げられただろうか。浅田真央は生まれつきトリプルアクセルが飛べただとうか。そんなことはないだろう。生まれつきの能力なんて、ごくごく一部に過ぎない。世の中で言われる「才能」のほとんどは継続した努力から生まれる結果に過ぎない。だけど、世間は結果しか見ない。結果こそが、他の人が目に見えてみることのできる「最も分かりやすい、客観的な指標」だからだ。他人から「才能がある」と言われる人は、そうやって結果が出ている人だ。
もう一度言うが、才能とは「利益に関係なく、ある物事に積極的かつ継続的に取り組み力」だ。言っちゃ悪いけど、「才能がない・・・」とずっと嘆いている状態、これもある意味才能なんだ(笑)
誰だって才能はある。ただ、その分かりやすさは違う。
では、その「才能」とやら(笑)は、誰にあるのだろうか。結論から言えば、全員にある。
ただ、その見つけやすさや、程度はちがう。
たとえば、「将棋の才能」と「モデルの才能」ならどちらが見つけやすいだろうか。これは言うまでもなく、「モデルの才能」のほうが見つけやすい。
モデルになるには、どのような才能が必要だろうか。「顔」「スタイル」「身長」。こんなところだろうか。そして、これらの才能は見た目に出やすい。要するに、誰から見てもすぐに分かる「才能」なのだ。「かわいい」「かっこいい」と周りからチヤホヤされ、「スタイル良いね~」「良い体格してんじゃん」とでも言われれば、本人もすぐ「ぼく/わたし、モデル、向いてるかも」と気づくだろう。
一方、将棋棋士になるにはどのような才能が必要だろうか。「洞察力」「直観力」「忍耐力」といったところだろう。そして、これらの才能は見た目に出にくいうえ、気づいたところで「将棋棋士」というところまでたどり着きにくい。実際に将棋をやってみないと、その才能に気づくことはまず無いだろう。要するに、気づきにくい「才能」なんだ。
このように、一口に「才能」と言っても、その中身は千差万別。その才能にすぐに気づけることもあれば、逆に死ぬまで気づけないことだってあるんだ。だからこそ、きみが今すぐやらなければならないことは、才能を見つけることだ。せっかく持ったその才能、活かさなきゃもったいない。次からは、「才能をどう見つけるか、そしてそれを活かすにはどうすれば良いか」について語っていこうと思う。
才能を見つけ、それを生かすには。
では、その才能を見つけるにはどうすれば良いのだろうか。ぼくとしては、主に3つの方法があると思っている。
- 他人に聞いてみる
- 自分なりにいろいろ考えてやってみる
- 尊敬する人間の過去を見て、考えてみる
の3つだ。
人に聞いてみる
これが一番オススメ。
人は、自分自身のことを意外と分かっていない。自分では「大したことないや」と思っていても、他人からすると「すごい!!」と思われることなんて星の数ほどある。
他人が自分の才能に気づいている、そんなこと珍しくない。いきなりそんなことを聞くのは恥ずかしいかもしれないけど、まずは聞いてみてほしい。意外な才能が見つかるかも・・・
また、「人に聞いてみる」という観点からは、「占いに頼ってみる」というのもオススメだ。初対面の人に聞くのは少し勇気がいるかもしれないが、相手が知らない人、もう会わない人と考えれば問題ないと思う。個人的には「ココナラ占い」がオススメだ。たくさんの占い師の中から自分の好みの占い師を選ぶことができる上、チャットのみで占ってもらえるというメリットもある点でもオススメできる。会員登録が必要にはなるが、メールアドレスと生年月日のみで済むため詳細な情報が要らないというメリットもある。ココナラ占いはコチラからどうぞ。
自分なりにいろいろ考えてやってみる
自分なりにいろいろ考えてやってみる、これもオススメの方法だ。いろいろ勉強し、いろいろ手を出してみる。やってみなきゃ、才能は見つけられないからだ。才能を見つけるために、とにかく行動してみる。行動してみることは、とても良いことだ。何もしないよりは、絶対にこうしたほうが良い。これについては、自信をもってそういえる。
ただ、これには2つ注意点がある。
まず1つ目。才能を見つけるまでに、多くの時間がかかってしまうというリスクだ。もちろん、他人に聞けばすぐに才能が見つかるというわけではない。しかし、自分で自分を客観視することは困難だ。才能を見つけるために勉強を見つけることはとても良いことだが、勉強というのは受験勉強や資格勉強でもなければ自分の好きなことに偏ってしまうため、その点は注意が必要だ。勉強については以下の記事もどうぞ。
そしてもう1つ。情報には偏りがあるということだ。物事を行う場合、ぼくたちは多かれ少なかれ、何かしらの情報を参考にする。しかし、その情報が必ずしも使える情報であるとは限らない。間違った情報や、怪しい情報商材につながる情報もあるだろう。その中から「使える情報」を見極め、才能を見つけるために行動することができるのか。その点をよく考えて、行動していただきたい。こちらの記事もどうぞ。
尊敬する人間の過去を見て、考えてみる
尊敬している人の過去を見てみるのは、とても良い方法だといえる。才能がある人が、「いかにして才能を開花させたのか」ということを認識できるからだ。
たとえばイチローの場合。イチローが活躍する姿を見たことが無い人はいないと思う。あれだけの実績を見ていると、きっとものスゴい才能があるんだろうな、と想像してしまうと思う。
でも、イチローの過去を見てみると、決してそんなことはない。イチローは、ドラフト4位入団だ。高校時代のイチローは、スカウトから言わせると「体が出来上がっていないし、プロ野球選手にするとしては物足りない」存在だったという。
そして、プロに入って最初の2年間はずっと2軍。3年目にやっと1軍に昇格し、そこから実績を残すようになったのだ。
イチローは、決して天才なんかじゃない。これは、本人もそう語っている。天才だから、特別な存在だから、そんな理由では決して語れない。自分の才能を見つけ、そしてそれを活かそうとひたすら努力したから、イチローはこれほどの選手になれたんだ。
これを見て、わかったと思う。重要なのは、才能を見つけること、そしてそれを活かすために努力することなんだと。
まとめ 才能をいかに早くみつけられるか、が重要です
さて、これまで「先天的ハンデを埋める戦い方」について書いてきた。タイトルで「才能がない」なんて書いておいて申し訳ないのだが、才能は誰にでもある。ただ、その才能には「分かりやすい才能」と「分かりにくい才能」があるのも事実だ。ぼくたちがやらなければならないのは、才能を見つけること、そして見つけた才能を活かすために努力すること。この2つだ。この2つを頭に入れた上で、いろいろ挑戦して、最高の一生を作り上げていこうぜ!!
それでは。今日も良い一日になりますように。
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