まいど。
最近、こんなツイートを見かけた。
これを見て、ぼくは笑ってしまった。
いや、確かにそうだろう。大学の授業が1年間まるまるオンラインになるのはぼくも辛いことだと思っているし、大学の外で様々な活動を行わなければいけないのは実際に面倒だ。
しかし、ぼくはそんなことを言いたいのではない。ぼくが言いたいのは、「大学外で実績を積まなきゃいけない⇒きしょい」としている点についてだ。おそらくこのツイートを書いた人は、「大学外で実績を積まなきゃいけないみたいなきしょ風潮が加速しそう」とコメントしているあたり、以前からこのような風潮をキモい、クソなどと感じているのだろう。要するに、「いろいろ活動してる意識高い系なんか嫌いだ、死ね!!」とでも言いたいのだろう。
だが、ぼくは言いたい。
意識の高い人間は、意識の低い人間より何倍も上だ
と。
今回は、「意識高い系をバカにする風潮」に思うこと、そして「意識高い系をバカにする人に対してどう対処すれば良いか」について書いていきます。
意識高い系をバカにする風潮に思うこと
まず、意識高い系の行動をしているキミに言いたい。
続けろ。絶対にやめるなと。
確かに今の日本は、起業やイノベーターの本を読んだり、プログラミングや学生団体での活動に積極的に取り組んでいるフリをしている学生、いわゆる意識高い系をバカにする風習がある。これは紛れもない事実だ。
でも、ちょっと考えてみてくれ。行動をしているキミはそれだけで「勝ち組」なんだ。キミの周りにいる、「文句言うばかりで何もしない人」の何倍も、キミは上なんだ。
意識の高い人に文句を言い、ただひたすら非生産的な日々を過ごしている人はいつまでも何も達成できず、ただひたすら自堕落な日々を過ごしているだけなんだ。
そんな人なんかより、たとえ身につかなくても英語の勉強をしたり情報発信をしている人の方がはるかに将来性がある、このことは言うまでもないだろう。
そして、もう1つ言いたいことがある。行動しない人はただの無能である、と。
どういうわけか、日本人は人の目を気にしすぎる人があまりにも多い。これをしたら笑われるだろう、嫌われるだろう・・・。なんて考えてしまいがちだ。でも、安心してほしい。きみのことなんか誰も気にしていない。たとえ何かやらかしたとしても、1か月も経てばみんな忘れてくれる。だから、キミはいくらでも安心して良いんだ。
そして言っちゃ悪いが、みんな自分を一番気にしているんだ。結局自分のことが大好きなので、わざわざ人の粗探しなんかしている暇なんてない。だから、人の目なんか気にせず好きなことをしていいんだ。
しかし、そんな中でわざわざ自分を見てくる人がいる。これは、むしろ喜ばしいことなんだ。時間のない中でわざわざ自分を気にしてくれるなんて、そんなパワーを使ってくれるなんて、最高じゃないか。そんな人に対しては、とにかく感謝しよう!!
バカにする人を、どう対処すれば良いのか。
では、意識高い系をバカにする人に対しては、どう対処すれば良いのか。
イチローさんは、「他人に嫌われるのは怖くない?」という質問にこんなコメントをしている。
君たちが心に置いておかなければならない考え方は、まさしくコレだ。
はっきり言って、批判する側の人間なんか、大したことないんだ。だから、彼らの言葉なんか「ふ~ん」くらいのノリで聞き流して良いんだ。悪口は陰口は、叩かれる側が主役なんだ。ツイートが炎上しているとき、そこで一番目立っていいるのは「ツイートを最初に書いた、叩かれている側」の人間だろ?そういうことなんだ。叩かれれば叩かれただけ、キミは強くなれる。成長できる。だから、どんどん批判されろ。Twitterをブロックされても良いじゃないか。それは、「君が嫉妬されるほどスゴい人間」だということの裏返しなんだから。
最後に
ぼくは、昔こんなことを思っていた。
意識高い系は、うざい、怪しい、うさんくさい、見栄っ張り、名ばかり野郎、その程度の存在に過ぎないしょぼい存在でしかないんだ、と。
でも、それは違った。その感情はただの嫉妬でしか無かったんだ。「自称意識高い系」のぼくが言うのも変な話だが、意識を高く持つことで、人は変われるんだ。
世界は新しい発見にあふれている。きみの知らない世界が、ここにはあふれているんだ。
自分が正しくて他はみんな間違ってる、こういった考え方をする人が多くいるのは紛れもない事実だ。こういう人は、自分と違う意見を出すとすぐに批判して、自分が持つ、せまいせまい世界に閉じこもってしまう。
確かに、これは楽なことだ。「現状維持」ほど楽なこともない。「現状維持」はお水のようなものだ。美味くもないが、まずくもない。そして、絶対に飽きない。そんな存在だ。
でも、本当に変わりたいなら、そこから抜けるしかない。せまいせまい自分の中の世界にこもってないで、外の世界へと抜けていかなければいけないんだ。
だからこそ、意識高い系の人間は、強い人間なんだ。
最も楽なフィールドである「現状維持」を抜けて、苦しいと思いつつも自分のやりたいことをやっている、これは本当にスゴいことなんだ。
そして誰が何と言おうとも、自分が人に迷惑もかけずにやっていることに対し、外野から文句を入れられる理由はどこにもないんだ。
ただ人を叩くだけのクズ人間に比べれば、挑戦し続けているぼくのほうがよっぽど良い人間だ、そう思えばつまらない批判なんか気にならなくなる、それがぼくの答えです。
それでは。今日も良い一日になりますように。