まいど。今日は自己肯定感を爆上げするコツについて書いていきます。
「自分で自分をほめるなんて・・・」「ナルシストになっちゃう・・・」なんて、余計な心配をしていませんか?確かにそのような心配をしてしまうことはよくわかります。しかし、私たちの脳は「ほめられると喜ぶ」性質を持っていることが、科学的に明らかにされています。そしてこれは、「自分で自分をほめた」場合でも成り立つことがわかっています。
なんとなくネガティブに物事を考えてしまう人。自分に自信が持てない人。そんな人は、今回ご紹介する方法をまず1週間やってみてください。変わった自分に驚くはずです。ポジティブな自分を手に入れたい方、まずは1週間、この方法を試してみてください。
「ほめると伸びる」ことは科学的に証明されています。
方法を説明する前に、「ほめると伸びる」ことが科学的に明らかになった例を紹介します。
厚生労働省管轄の自然科学研究機構生理研究所が2012年に発表した、48人の成人を対象にした実験結果によると、「自分がほめられるグループ」が成績を20%も伸ばしたのに対し、「人がほめられているのを見るグループ」「自分の成績だけを見るグループ」のグループの成績の伸びは14%ほどしか伸びなかった、という実験結果が出されました。この点から、「人は、自分がホメられると伸びる」ことが科学的に証明されたのです。
この結果について、実験を実施した菅原翔特別研究員はこのような分析をしています。
「ほめられることで、脳内に 快楽物質 ドーパミンが分泌され、学習の記憶が定着しやすくなるからではないか」
つまり、ホメられることで脳が喜び、結果学習効果を高めてくれるということが確認されたのです。
<参考資料>
今日やったことを、「ホメ言葉」を一緒にメモしよう。
では、自己肯定感をあげるにはどうすれば良いか。
ぼくは日記をつけることをオススメします。
ただし、普通に日記を書くのではありません。
「やったことに良いコメントをつけながら」日記を書くのです。
たとえば、こんな感じです。
「今日は飲食店でバイト。行きたくなかったけどちゃんと行った。えらい!!!」
「1日中家で過ごした。ステイホームできてるおれに感謝。」
1文目だけでなく、2文目のようなコメントもつけるのがポイントです。
でも、「ホメることが見つからないーーーー!!」という方もいらっしゃると思います。こういうときはどうすれば良いのでしょうか。
ほめるポイントはなんでも良いですが、わからない場合は以下のポイントを参考にしてみて下さい。
- 内面(性格や心の動きなど)をほめる
- 行動や働きをほめる
- 感覚や感性をほめる
- 発想や考え方をほめる
- 努力のプロセスをほめる
- 過去に努力したことをほめる
- やらなかったことでプラスになったことをほめる
- 身体をほめる
- 見た目をほめる
- プラスの変化や内的気づき、自己発見をほめる
がんばった=ほめポイントではないという点に注意。たとえ世間的には良くないことであったとしても、うまくポジティブに言い換えて表現することが大事です。「仕事を急だけど休んでしまった。でも本当にキツいときは休むことも大事。こういう決断ができるなんてスゴい!!」や「体重、3kg増加。この3kgがあればこの先何かあっても生きていける!!よくがんばった!!」といった具合です。「自己肯定感が下がること」をうまく回避すること、これもポジティブシンキングを考える上で避けては通れない問題です。
では、この日記はどうやって書けば良いのでしょうか。
この日記は、もちろん手書きでも良いですし、スマホのメモ帳とかに残すのもありです。個人的には、何かつらいことがあったときにすぐに確認できる、スマホに書き残すのがおすすめです。先ほども言いましたが、自己肯定感を育てるには「自己肯定感が下がること」をうまく回避することもとても大事。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は自己肯定感を爆上げするコツについて書いていきました。
正直、「自分をホメる」という行為には恥ずかしさも感じてしまうと思います。しかし心を落ち着けて「ほめる習慣」を身につけることができれば、楽に生きることができるようになります。人に見せるものでもないですし、まずは1度やってみてはいかがでしょうか。
それでは。今日も良い一日になりますように。
<参考本>