JR西日本の回数券を最大限使う方法!! 「10回分の値段で11回分」じゃない区間がある!?

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まいど。らっちです。

今日は「JR西日本の回数券」を最大限に使う方法を解説したいと思います。

ご存じの通り「回数券」とは、10回分の値段で11回以上乗車することができるチケットのことであり(一部違う制度を持つ会社もありますが)、これはJR各社とも例外ではありません。JR各社で販売されている「普通回数券」は、ある一定の区間に対し、一般的に10回分の価格で11回、所定の区間に乗ることができる、というチケットになっています。これは、JRの旅客営業規則でも規定されています。

<JR旅客営業規則(一部抜粋)>(気にならなければ読み飛ばして頂いて大丈夫です。)

第39条 旅客が片道200キロメートル以内の区間の各駅相互間(ただし、山陽本線(新幹線)中新下関・小倉間及び鹿児島本線(新幹線)中小倉・博多間にかかわるものを除く。)を乗車する場合は、当該区間に有効な11券片の普通回数乗車券を発売する。

第106条 普通回数旅客運賃は、次のとおりとする。

  1. (1)大人の普通回数旅客運賃は、その区間の大人片道普通旅客運賃を10倍した額とする。
  2. (2)小児の普通回数旅客運賃は、その区間の小児片道普通旅客運賃を10倍した額とする。

しかし、JR西日本のある一定の区間では、これにあてはまらない、変わった区間が存在します。今回はそれをご紹介しようと思います。

どう変わるの??
前にも書いたとおり、JRの回数券は「10回分の値段で11回分」が基本ですが、
これらの区間では
9回分の値段で11回分 になります。
たとえば、タイトルに上げたこちらの画像ですが、これが一例です。
(この画像は2019年の消費税増税前の画像となっており、今と運賃が異なっております。現在、京都~大阪間は1回の運賃が570円、回数券は5,130円となっています。京都~大阪間は1回560円で、通常なら回数券の価格は5,600円となっています。しかしこの区間は9回分の価格で回数券が買えますので、回数券の価格は5,040円となります。1回分、お金を払わずに電車に乗れるのでお得です♪
どの区間で売っているの??
以下の4つの線区(の一部)にあります。
・JR京都線
・JR神戸線(大阪~神戸間のみ)
・JR東西線(北新地~尼崎間のみ)
京阪神間に適用されている傾向があります。全部で79区間あります。
<JR京都線>
京都~千里丘、岸辺、吹田、東淀川、新大阪、大阪
西大路~千里丘、岸辺、吹田、東淀川、新大阪、大阪
桂川~東淀川、新大阪、大阪
向日町~東淀川、新大阪、大阪
長岡京~大阪
<JR神戸線>
大阪~甲南山手、摂津本山、住吉、六甲道、摩耶、灘、三ノ宮、元町、神戸※
塚本~住吉、六甲道、摩耶、灘、三ノ宮、元町、神戸
尼崎~灘、三ノ宮、元町、神戸
立花~元町、神戸
甲子園口~神戸
<JR東西線>
北新地~甲南山手、摂津本山、住吉、六甲道、摩耶、灘、三ノ宮、元町、神戸※
新福島~甲南山手、摂津本山、住吉、六甲道、摩耶、灘、三ノ宮、元町、神戸
海老江~摂津本山、住吉、六甲道、摩耶、灘、三ノ宮、元町、神戸
御幣島~六甲道、摩耶、灘、三ノ宮、元町、神戸
加島~六甲道、摩耶、灘、三ノ宮、元町、神戸
※大阪駅と北新地駅の間には特例制度があり、大阪駅までの回数券で北新地駅で下車すること、及び北新地駅までの回数券で大阪駅で下車することができます。
どちらかというと、阪神間にその対象が多い傾向にあります。また、京阪間と阪神間をまたいで使える回数券はこの対象にはなっていません。
なんでこんなことをしているの??
上の画像を見て頂ければ一目瞭然かと思われます。
京都~大阪~神戸間ではそれぞれ2つの私鉄が競合として存在し、彼らと競争しなければならなかったからです。私鉄はJRよりも運賃が安く、それに対抗するためこのような制度が生まれたのです。
回数券のお得な使い方を教えて!!
ここからは、この特殊な回数券を使ったお得な電車の乗り方をお教えします。
1.京都~神戸間の移動の場合
「るるぶ」や「まっぷる」を見ると、京都~神戸 1,100円
と書いてあることが多いですが、
京都~大阪
大阪~神戸
と分けて買うことで節約できます。京都~大阪は570円、大阪~神戸は410円で、合計980円です。
これでも確かに安くなりますが、今回紹介した回数券を使うと、
京都~神戸 回数券 11,000円(割引適用されず)
京都~大阪~神戸 回数券 5,130+3,690=8,820円
となり、11回使うことで2千円以上の節約ができます。
「いやいや、11回も乗らないよ」と思った方、安心してください。
金券ショップで京都~神戸 という区間で購入すると、基本分割された回数券がもらえるので(笑)金券ショップで買えば900円前後で入手できるのでオススメです。
2.大阪~明石間の移動の場合
明石までJR、明石から山陽電車、というパターンが多いため、今回はこの例を出しました。通常であれば、大阪~明石間の運賃は940円となり、回数券は9,400円となります。しかし、大阪~神戸~明石と買うことで安くなります。この場合、
大阪~神戸間 普通運賃410円 回数券3,690円(割引適用)
神戸~明石間 普通運賃310円 回数券3,100円
合計     普通運賃720円 回数券6,790円
と、大きな割引を得ることができます。
まとめ
JRの運賃制度は不可解な部分がいっぱいあります。
いっぱい自分で調べて、安く移動しましょう!!
それでは。今日も良い一日になりますように。


旅鉄HOW TO 006 もっとお得にきっぷを買うアドバイス50

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