origami payのサービス終了に、QR決済の限界を感じた。

とりあえず書いてみた

「origami pay」というキャッシュレス決済サービスをご存じだろうか。2016年にキャッシュレス決済サービスを開始し、2017年にQR決済サービスを開始した、QRコードを使った決済サービスの中では老舗といえる企業なのだが、先月(2020年6月30日)、そのサービスを終え、「メルペイ」と統合されることになった。

これをみてぼくは、

QR決済は終わってしまった…

と感じてしまった。

これは一個人の意見だ。「QR決済便利じゃん!!ぼく/わたしはこれからもQR決済いっぱい使うから!!」という人はこれからも使えば良いと思うし、ぼくもそれを止めるつもりはない。ただぼくは、「origami pay」がサービスを終了してしまったことによって、ある2つのことを思い出してしまったのだ。それが、これら2つだ。

・QR決済の還元率の低下

・QR決済はめんどくさい

今回は、これらの観点に関して、自分なりにつぶやいていこうと思う。

QR決済の還元率の低下

昔のキャンペーンはスゴかった

QR決済が始まった当初のキャンペーンを覚えているだろうか。QR決済が始まったのはつい最近の話である。ぼくが高3か浪人しているときだったと記憶している。そして、当初のキャンペーンはとにかくすごかった。

おそらく、最も有名なのはPayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」だろう。

もうこのキャンペーンは、とにかくすごかった。

誰でも20%還元、そして当選確率5%(だったかな)のくじに当選すれば全額キャッシュバック、しかも最大還元が月5万円相当までとかいう、とにかく頭おかしいキャンペーンだったのをよく覚えている。「ビッグカメラ」に人が殺到しているニュースを見た人もいるだろう。このキャンペーンは、それくらい狂ったキャンペーンだった。

そしてこれに対抗しようと、競合他社からも次々と狂ったキャンペーンが打ち出されていた。

「au PAY」の「毎週10億円キャンペーン」、

「メルペイ」の「メルペイフィーバー」(一部の飲食店で50%還元)、

「d払い」の20%還元など、

それはそれはもう訳がわからないくらいすごかった。

しかしそんな中、大々的なキャンぺーンのできない会社があった。それが、この記事のタイトルにもなっている「origami pay」である。

なぜこんなことになってしまったのか。その答えはカンタンだ。origami payには、資金力が無かったのだ。origami payがやっていたキャンペーンはそう多くない。最も大々的なものでも、「半額キャンペーン」くらいだろうか。

ただ、これもそれほど大きなキャンペーンではなかった。例えば、第一弾では、吉野家が対象となっていた。しかし、その割引額は190円で固定。当時380円だった、「牛丼並盛を1杯頼んだ場合」半額になるという計算になるため、「オリガミで半額」というキャンペーンをやっていたようだが、なかなか微妙な割引だ。このようなキャンペーンをやっていたあたり、origami payの苦しさがうかがえる。

ところが…

ところが、いつまでもこんな派手なキャンペーンをやっていては、どのサービスも存続することができない。その結果、どのサービスもどんどん還元率が下がっていってしまった。特にPayPayなんかはヒドい。当初20%だった還元率は、3%⇒1.5%と下がっていき、今では0.5%まで下がってしまった。これでははっきり言って、楽天カード(還元率1%)の方が上だ。そして、それに合わせるかのように、各社ともに還元率が下がっていってしまい、今では1%を超えるキャンペーンを期待することはほぼ不可能となってしまいました・・・(泣)

しかし、それに屈しないサービスがありました。

そう、Origami payです!!

origami payが2019年6月から始めた(画像では10月からとなっていますが、実際は6月からキャンペーンが始まっています)3%割引キャンペーンは、他社が次々にサービスを改悪していく中、2020年の1月まで続けられた。他社がサービスを改悪した結果、最終的にOrigami payは還元率最高のサービスとなり、当時のぼくはめちゃくちゃ使っていました(笑)

しかし、これだけでは無理だったのだろう。最終的に、origami payはサービス終了へと追い込まれてしまった…。苦しいのは分かっていたのだが、非常に残念である。

QR決済はめんどくさい

QR決済が還元率を下げてしまったことで、

QR決済はめんどくさい

ということが分かってしまう、という結果を招いてしまった、とぼくは感じている。

QR決済を行うまでにやらなければならない作業は、あまりにも多い。スマホのロックを解除し、アプリを開き、「支払い」ボタンを押して店員に読み込ませたり、自分でコードを読み込んで金額を入力する… ああ、なんて大変でダルい作業なんだろう。とにかく作業が多すぎる。ICカードならタッチするだけなのに、どうしてこんな面倒なのだろう。とにかく、面倒くささを感じていた。

しかし、なぜ人はこれを使っていたのだろうか。その答えはカンタンだ。還元率が良かったからだ。そして、なぜ今になっても、これほど面倒なQR決済を使っているのか。その答えもカンタンだ。生活の一部となったからだ。もはや民衆は、QRコードを「還元率目的」で使っていないだろう。いや、多少はあるかもしれないが、おそらく多くの人間は「いつも使っているから」くらいのノリで使っているのが現状だろう。そんなもんだ。還元率だけで言うならクレジットカードのほうが上だ。QR決済を使うメリットは、それこそキャンペーンくらいのときしか無くなってしまった。

最後に

この記事で特に何かを言う予定はない。ただ、一つ言えるのは

QR決済は、もはやうまみのない市場になってしまった

ということだ。QR決済は、当初こそ圧倒的な還元率を誇り、サービス間競争も相まって大幅な割引を受けることができた。しかし現在では、各社ともに還元率も下がってしまい、もはやレッドオーシャンとなってしまった。非常に残念だが、還元を重視する人間はQR決済など使わないほうが良い。QR決済は、もはや限界だ。

残念かもしれないが、これが現実だ。

QR決済は確実に衰退していく。今はただ、それを見守るしかない。そう、昔のような圧倒的なサービスが復活するまでは・・・。

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