天神橋筋六丁目の100均、「シルク天六店」が張り紙だらけで意味不明すぎる件

ウラ関西シリーズ

先日、「天神橋筋商店街」は日本で最も長い商店街であり、また観光にも使える便利な場所であるということをご紹介した。

<詳しくはコチラから>

先日、その天神橋筋商店街を歩いていたところ、意味不明すぎる光景を目にしてしまった。それが、こちら。

地下鉄谷町線・堺筋線、天神橋筋六丁目から歩いて数分のところ、天神橋6丁目にある「100円ショップ シルク天六店」である。先に言っておくが、このお店は全国展開しているチェーンのお店である。

しかしながら、その不思議な状況は写真をご覧になればすぐわかるだろう。

手書きの文章が書き連ねられた真っ黄色のポスターが、そこらじゅうに貼ってあるのだ。

今回は、異様な雰囲気を漂わせるこのお店についてご紹介していこうと思う。

強烈な異彩を放つ入口

まずこんなに張り紙がある時点で入りにくくなってしまうこんなお店だが、この大量のポスターでも一番デカいポスターに、こんなことが書かれている。

節約上手な奥様!!いらっしゃい

節約派の奥様にピッタシのお店 もうこれ以上安くできないぐらい節約価格!!

シルク親父の思いを価格でお返し

とても全国チェーンのお店とは思えないメッセージで、既に面白い。だいたい、全国チェーンなのだから、どこのお店で買っても価格は変わらないはずである。それにも関わらず、「もうこれ以上安くできないぐらい節約価格!! シルク親父の思いを価格でお返し」と書いている。値段にうるさい関西人が好みそうなセリフをこれでもかというほど書いているあたり、なかなか手慣れてるな、こいつ。

それにしても、入る前から試されてる感をプンプン感じてしまう。しかし地元民と思われる人々は、まるでこんなポスターなんか当たり前であるかのようにお店へと吸い込まれていく。なんなんだ、こいつら。「慣れ」というのは本当に怖いものだ、と感じざるを得なかった。

ちなみに、この張り紙はちゃんと更新されているようで、2019年10月に消費税が10%に増税されたことにもちゃんと対応している。商品一覧と価格の間に「ええ品いっぱい」「色々あって楽しい店よ」などと書いているあたり、売りたいという気持ちがむき出しになっていて非常に面白い。

ちなみに、このことを店主もちゃんとわかっているようで、

「日本一おせっかいな店やって(笑)」

なんて書いている。そんなこと言ってるんやったら、この張り紙はどないすんねん、と思わずにはいられないんですが・・・。何か言ってやろうとも思ったが、訪問時に「オヤジ」と称する店主と思われる人はあいにく不在で、アルバイトかパートと思われる女性の店員が1名のみ。残念ながら、名物オヤジ(自称)に会うことはできず・・・。会いたくなった方は何回か訪問してみることをオススメする。もう何歳なのか、想像もつかないんですが。

予想通りの店内

一通り店の前のポスター類を見てきたところで、いよいよ中に入っていくとしよう。

うーん、予想通り。

やはりというか何というか、やはり店内も張り紙だらけ。そして何を血迷ったのか、

お店の外よりカオス度が高まっている。

まず、写真の右側に映っている「そこ 右へ」というポスター。このポスターなのだが、何が右にあるのか、何も示されていない。右に行ったら何があるのか、完全にポスターの体をなしていないのだ(笑)

もう既にこれだけで意味不明なのだが、変わったところはそれだけに留まらない。真ん中に映っている、紅白幕。三方を囲まれている幕なのだが、その中で売られているのはなんと洗面器具。そして何を血迷ったのか、紅白幕の周りには洗面器具とは一切関係のない商品の宣伝ポスターが貼られている。「笛吹ケトル 23L 700円(税別)」に「米ビツ 収納所(5kg) 600円(税別)」なんて書かれているのだが、

なぜ紅白幕につける??しかもわざわざこんなところに??

縁起でもないことを当たり前のようにやる、シルク天六店。頭が上がりまへんわ~(笑)

極めつけに、左側の「1日に100個売れる商品!!」というポスター。こちら、どの商品なのか書かれていませーん!!

もちろん、下の商品説明を見ればだいたいどんな商品が売れているのかは予想がつく。しかし、こんなキャッチ―なフレーズをつけておいて、商品名を示さないなんて、なんて営業が下手なお店なんだろう(褒め言葉)!!もう脱帽するしかないよね(笑)

この1枚だけでも情報量が多すぎるこのお店なのだが、張り紙はもちろんこれだけに留まらない。中には、こんな張り紙もある。

大きな地震が来たら、す早く行動 1階より店外へ、安全な所へ出て下さい

という、気の利いた張り紙もあったりする。それにしても、赤字がほとんど見えないのだが・・・

張り紙の数が多すぎて、明らかに追いついていないものもある。

システム導入!! どんなシステム??

と言われても、下の文字がかすんで読めないのでわからないんですが・・・。

何はともあれ、ありとあらゆる種類の張り紙がそこら中に張り巡らされており、見ていて飽きない。良くできたお店だと、感心してしまった。

万引きにうるさいお店

さて、そんなシルク天六店だが、「大量の張り紙が貼ってある」以外にもう一つ、大きな特徴がある。それが、

とにかく万引きにうるさい

ことだ。万引き被害にあったら、それを万引きされた商品とセットに貼りだしてしまうという。他のお店ではまず見ることのできない光景だ。

このお店はとにかく万引きに厳しいようで、店内に防犯カメラが取り付けられている他(これはどこのお店でも見られることだが)、上のような警告ともとれる張り紙が店内の至るところに貼られている(筆者が店に訪問したときは3種類の張り紙が貼られていた)。

ここの角が2階で一番の死角になります(中略)ところで、真頭上にカメラがあるので映ってますよ。

いや、わざわざそれを言っちゃうんかい(笑)

この張り紙が万引き防止になるのかは謎だが、とにかく店主が並々ならぬ執念を持っていることは強く伝わってくる。それにしても、そこらじゅうに張り紙が貼られているせいで、これを探すのも結構大変だったんですが(笑)

ちなみに、これまで書いてきたことを見てみると「この店、ヤバくね??近寄らんほうがええんとちゃう??」と思った方もいらっしゃるかもしれないが、そこは安心してほしい。店主も、根は良い人なんです。だって、こんな張り紙があるくらいだもの。

店からのお願い!!

おじいちゃん、おばあちゃんが階段を登り降りしてる時はみなさんもやさしい気持ちで守ってあげて下さい

階段が狭いんで危いんで気おつけて下さい

店主さんも、正義感にあふれた良い人なんです。だから、「万引きを晒す、クソみたいな店」などと言わず、温かい気持ちで見てあげてほしい。

まとめ 100均とは思えない異様なお店です

いかがだっただろうか。今回は、天神橋筋商店街にある「シルク 天六店」についてご紹介した。このお店は、いたるところに張り紙が貼ってあるという、全国チェーンのお店とはとても思えない大きな特徴を持っている。こんな変わった100円ショップもそうそうないので、大阪・天津橋筋商店街を訪問した際は、ぜひ一度訪れてみてほしい。

<今回ご紹介した記事>

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