「大学入ったし、とりあえずクレジットカードでも作ってみようかな・・・」
「とりあえず楽天カードをつくってみたは良いけど、これだけで大丈夫なのかな・・・」
このように考えてる方、意外といらっしゃるかと思います。確かに楽天カードは年会費無料で還元率も高く、またテレビCMも多くやっていることから、人気のクレジットカードとなっています。
しかし、クレジットカードと一口に言っても、実際は非常に多くの種類があり、「これがベストアンサーなのか??」と不安になる気持ちがあるのはものすごく分かります。実際、ぼくも昔はそうでした。
と言うことで今回は、「大学生が作るクレジットカードは、楽天カードだけで本当に良いのか?」ということについて書いていこうと思います!!
結論:状況に応じて使い分けるべき
最初に結論から言います。クレジットカードは、状況に応じて使い分けるべきです。楽天カードは、確かに便利です。年会費無料で、入会ポイントがアホほどついてきますし、還元率に関しても平均以上の水準を誇っています。正直に言いますが、楽天カードを作るという手段はとても良い手段です。それに間違いはありません。
しかし、最も重要なのはそこではありません。もっと重要なのは、ライフスタイルに応じて活躍してくれるカードを選ぶべきことなのです。
ポイント還元率などと言いますが、そんなものはどんな場面で使うかによって変わってきます。各社がキャンペーンに力を入れている現状を見る限り、最近は特にその傾向が強まってきている気がします。
それを考えた場合、「楽天カードのみを作って使う」という手段はオススメできません。ぼくがオススメするのは、楽天カードとリクルートカード
を併用して使う方法です。
ということでここからは、なぜ楽天カードとリクルートカードを併用して使うべきなのかについて、解説していこうと思います。
リクルートカードの特長
リクルートカードの特長として、主に以下のような点があります。
- 年会費無料
- 1.2%という高い還元率
- 携帯電話の料金支払いに登録で4,000ポイントプレゼント
- Pontaポイントに等価交換可能
ここでは、これらそれぞれの利点について書いていきます。
年会費無料
リクルートカードの年会費は永年無料です。後述する入会特典と組み合わせることで、「タダで大量のポイントを手に入れる」ことができるため、発行するだけでお得なカードだと言えます。
1.2%という高い還元率
リクルートカードの還元率は1.2%。これは年会費無料のクレジットカードの還元率としてはトップクラスに高いです。ぼくが「楽天カードとリクルートカードを併用したほうが良い」といった理由もここにあります。というのも、楽天カードの還元率は1.0%だからです。
「たかが0.2%」と思ったかもしれませんが、ちょっと待ってください。例として、ひと月に5万円、クレジットカードで決済するとしましょう。そうした場合、決済額は年60万円となります。このとき還元されるポイントは、楽天カードであれば6,000ポイントになりますが、リクルートカードであれば7,200ポイントになります。
1年で1,200円分の差が出るんです。
1,200円あれば何ができますか??それを考えてみください。無料のカードを1枚追加するだけで、ここまで差が出るんです。このことを考えると、リクルートカードを作らないという手はないと、ぼくは思っています。
携帯電話の料金支払いを登録で4,000ポイントプレゼント
リクルートカードでは、入会特典として、最大6,000ポイントがプレゼントされるキャンペーンを行っています。このうち、入会するだけでもらえるポイントが1,000ポイント、初めてのカード利用でもらえるポイントが1,000ポイントあるのですが、それに加え、リクルートカードならではの特典として、「携帯電話料金をリクルートカードの自動振替で支払うことにより、4,000ポイントがプレゼントされる」というものがあります。キャリアのケータイをお使いの方、要チェックです!!
Pontaポイントに等価交換可能
リクルートカードを使うことで貯まる「リクルートポイント」。このポイントは、もちろんリクルート関連のサービスを使うときに使うこともできますが、実はPontaポイントにも1:1の比率で交換することができるんです。
「Pontaポイント」と聞くと、おそらくローソンを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、Pontaポイントはローソンだけでなく、牛丼のすき家やハンバーガーのケンタッキー、スーパーのライフ、家電のビックカメラやコジマ、本のジュンク堂といったように、様々な場所で利用することができます。なお、詳しくはコチラに掲載してありますので、ぜひご覧ください。

使い道、無限大!!
楽天カードの特長
さて、ここまでリクルートカードの特長について書いてきましたが、楽天カードだって劣ってはいません。楽天カードの特長としては、主に以下のような点があります。
- 年会費無料
- 入会で5,000ポイントプレゼント!!時期によってはさらに上乗せも!?
- 貯めたポイントがすぐに使える!!
ここでは、これらそれぞれの利点について書いていきます。
年会費無料
楽天カードの年会費は、リクルートカードと同様に永年無料です。後述する入会特典と組み合わせることで、「タダで大量のポイントを手に入れる」ことができるため、こちらも発行するだけでお得なカードだと言えます。
入会で5,000ポイントプレゼント!!時期によってはさらに上乗せも!?
楽天カード最大の特長は、なんといってもこれでしょう。入会+利用のみで5,000ポイントという特典は、他のカードではまず見られないもので、これだけでもとてもオトクです。
そして恐ろしいことに、この「5,000ポイント」という数字、時々変わります。
いつも5,000ポイントのはずの特典が、7,000ポイント、8,000ポイントになってた・・・ そんなことは日常茶飯事です。できるだけ高いポイントが欲しい人は、このページをブックマークした上で、定期的にチェックしに来ましょう(笑)とんでもない額のポイントがもらえるかもしれませんよ・・・??
貯めたポイントがすぐに使える
楽天カードの大きな利点、それは貯めたポイントをすぐに使えるという点です。
リクルートカードの場合、貯めたポイントを使えるのはリクルート関連のサービス、もしくはPontaポイントに交換するのがせいぜいで、還元率そのものは高いものの、その汎用性には疑問符がつきます。しかし、楽天カードであればその心配は無用!!
楽天カードで貯めたポイントは、街中の楽天ポイント加盟店や楽天市場、QR決済サービス「楽天ペイ」に対応しているお店やサービスで使うことができるほか、月々のカード代金の支払いにもポイントを使えます。加算されたポイントを1ポイント単位ですぐに使える、これが楽天カードの大きなメリットだといえます。
「ポイント、貯めるは良いけど使いきれるかな・・・」
という方には非常にオススメできるカードです!!
【シーンで比較】こういうときは、どっちが良いの?
さて、ここまでリクルートカードと楽天カード、それぞれの特長についてお知らせしました。ここまで聞くと、還元率1.2%のリクルートカードの方が良いかと感じてしまいます。
しかし、決してそんなことはありません。ポイント還元率は常に一定ということはなく、利用シーンによって大きく変わっていきます。使う場所によって、オトクなカードが変わるのです。
ここからは、シーン別にどちらのカードがお得か、比較していこうと思います。
リクルートカードを使ったほうがお得な場合
食料品・日用品を買う場合、固定費を支払う場合
食料品や日用品といった、日ごろの生活に必須の品々を買うとき、電気代やガス代といった固定費を支払うならリクルートカード一択です。この手のお店は、楽天カードでの特別還元が基本的にないため、リクルートカードを使うのが賢い手段だと言えるでしょう。
ローソンを使う場合
ローソンを使うならリクルートカードが便利です。というのも、リクルートカードで貯めたポイントをPontaポイントとして使用することができるからです。また、ローソンでは時折「お試し券」なるものが発行されており、通常よりも安い価格で商品を買うことができます。1ポイントの価値がグングン上がっていくので、この使い方、超おすすめです!!
旅行に使う場合
旅行に行くならリクルートカードが便利です。というのも、リクルートカードを発行するリクルートが、旅行予約サービスのじゃらんを運営しているからです。
なお、じゃらんを使って宿を予約したときのポイント還元率はなんと3.2%(!)にもなります。また、日頃の利用でためたポイントを、じゃらんを通じて予約した宿での支払いにも利用できるため、ポイントでより安く泊まることができ、二重にお得だといえます。
美容院やネイルサロンなどで使う場合
美容院やネイルサロンといった場所を利用するのであれば、リクルートカードを使うべきです。というのも、美容院などの予約のためによく使われる「ホットペッパービューティー」はリクルート傘下。ホットペッパービューティーを通じて予約したお店を使う際、リクルートカードで支払えばこちらも3.2%還元が受けられます!!こちらも貯めたポイントを支払いに使えるので、二重にお得です!!
楽天カードを使ったほうがお得な場合
ここまで「リクルートカードを使ったほうがお得な場合」についてお伝えしましたが、もちろん楽天カードだって負けていません。ここでは、「楽天カードを使ったほうがお得な場合」について、ご紹介します。
ファミマで使う場合
先ほど、「ローソンで使うならリクルートカード」とお伝えしましたが、ファミリーマートとなるとむしろ逆で、楽天カードのほうがお得になります。
というのも、ファミリーマートは「楽天ポイント加盟店」となっており、これらのお店でのお買い物では、通常の100円1ポイント還元の他に、追加で200円につき1ポイント(一部100円につき1ポイント)が加算されるからです。なお、これはデイリーヤマザキやポプラでも行われており、こちらでは追加で楽天ポイントが100円につき1ポイント加算され、ファミマの2倍となっています。
どのコンビニを使うかで、うまく使い分けておく必要がありそうです。
楽天市場で使う場合
ネット通販で使うなら楽天カードしかありません!!
みなさんご存じ、「楽天市場」は言うまでもなく楽天が運営していますが、楽てカードを利用して楽天市場で買い物することにより、ポイント還元率がいつでも3倍になります。
それに加え、楽天市場のアプリを通じて購入すると+0.5倍になるなど、随時様々な施策が行われているため、これを逃す理由はないでしょう。「楽天市場なら楽天カード」、覚えておいてください。
外食店舗で使う場合
外食するときの使用も、基本的には楽天カードがオススメです。
楽天ポイント加盟店であれば、カード利用分に加えて、支払額に応じた楽天ポイントが加算されるからです。
具体的に貯まるお店としては、
- 吉野家
- マクドナルド
- 大戸屋
- ペッパーランチ
- 幸楽苑
- リンガーハット
- くら寿司
などがあります。詳しくはコチラをご覧ください。
誰もが知る、多くのお店が楽天ポイント加盟店となっているため、ちょっとした外食でもポイントを貯められる可能性があります。これらのお店に全く行かないなんてことはないでしょう。ポイントを貯めるチャンスは、そこら中に眠ってますよ!!
まとめ 2枚両方を作っておくのが一番賢いです
いかがでしたでしょうか。今回は、「大学生が持つべきカードは、楽天カードだけで良いのかということについて書いていきました。結論としては、楽天カードだけでも十分暮らせます。しかし、その先のこと、例えば還元率や補償などといった面を考えると、楽天カードとリクルートカードを併用するのが最も効率の良い手段だといえます。クレジットカードを2枚持つということは少し怖いかもしれませんが、ちゃんと管理すればクレジットカードは良い味方になってくれます。ぜひ一度、クレジットカードの2枚持ちをしてみてはいかがでしょうか。

おれも2枚持ちしてるぜ~!!